Remic Times

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REMIC TIMES 令和3年8月号 軽量コンクリートもモバイルコンクリートミキサで!!

 

 

生コン工場に、軽量コンクリートを注文したけど、取り扱っていないと断られた。

近くの工場は、どこも取り扱っていない。少しくらい高くてもいいからとお願いしたけど断られた。

少しだけだから、何とかならないかと聞いたら断られた。

どこも受けてくれない…なぜ!?

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軽量コンクリートも、モバイルコンクリートミキサなら、製造することができます!

今回は、岐阜県高山市下呂市での、橋の耐震補強工事で、軽量コンクリートが採用されたため、出動しました。

モバイルコンクリートミキサでの軽量コンクリート製造は初めてのため、事前に試験室での試験練り、モバイルコンクリートミキサでの試験練りを経てからの出動です!

 

軽量コンクリートって何!?

コンクリートは、セメント、砂、砂利など重たい材料で作ります。そのため生コンの状態で約2.25トン/㎥になります。そんな重たい物を上に載せたら、下の柱がもたない、もしくは柱を太く大きくする必要があります。

そこで選ばれるのが、強度を確保しつつ軽いコンクリート=軽量コンクリートです。

セメントは必須ですので、軽量骨材という、特殊な軽い骨材を使用します。軽量粗骨材の密度は1.3㎏/ℓ、軽量細骨材の密度は1.65㎏/ℓとかなり軽いです。(弊社使用の骨材は密度2.55㎏/ℓ)イメージとしては、中に空洞がたくさんある軽い骨材です。

砂利だけ軽量骨材を使用したものが、軽量1種コンクリート(約1.85トン/㎥)砂利も砂も軽量骨材を使用したものが、軽量2種コンクリート(約1.60トン/㎥)です。

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固まってからの重さは、通常のテストピースの場合は約3.6㎏程度ですが、軽量2種になると、なんと2.6㎏!1㎏も軽いんです。何も知らずに持ち上げるとビックリする軽さです。

※軽量骨材の密度は、カタログ値です。他の数値は、弊社で使用している一般的な値です。

 

なぜ、軽量コンクリートを出荷してもらえないことが多いのか?

生コン工場の設備的な問題で、骨材のヤードが足らない事が一番多いです。骨材は種類や大きさによって、専用のヤードがあり、他の材料を入れることはできませ

ん。他の骨材と入れ替えたらと言われますが、抜いた骨材の管

理や、ヤードの掃除(骨材が混ざらない為)、余剰の軽量骨材の

保管管理など、かなりの手間と時間や費用がかかるためです。

少量だと余計に受けてもらえません。

モバイルコンクリートミキサなら、材料の入れ替えは得意です!

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使う分だけ、上からザバーっと入れるだけ!

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今回は、1日で20㎥の製造の依頼でした。

モバイルコンクリートミキサに積載できる材料は、約3㎥程度なので、材料補給が必要になります。お客さんから「材料補給で、打設を止めたくない」との要望で、モバイルコンクリートミキサ2台での製造となりました。

1台が製造している間に、もう1台が材料補給を行いました。

福井県の有限会社川端工業さんとの共同納入です。


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逆に、重たいコンクリート=重量コンクリートもあります。

スラグ骨材(簡単にいうと鉄です)を使用します。砂利よりも1.5倍程重たい骨材を

使用することでで、生コンの重量が、約1.3倍の3トン/㎥にもなります。

重量コンクリートは、土留めのように、コンクリート自体を重たくして土圧で動かないようにする工事や、重しとして、コンクリートを使用する場合に使用されます。

この、重量コンクリートも、モバイルコンクリートミキサで製造が可能です。

他にも、生コン工場に断られた経験がある方、お気軽にご相談ください。

 

【プラント休みのお知らせ】

日曜日と8月7日・8月21日・9月4日・9月18日の各土曜日と9月20日の月曜日です。

夏季休暇は8月13~16日です。